2020年7月12日日曜日

コロナ影響下での海外営業事情について①

 皆さんこんにちは。テリーマンです。
 中小機械メーカの私の会社において、今私が担当しているのは国内は主にマネージメントと各営業担当のサポート。海外は営業マンとしての新規開拓と通常業務です。
 機械や設備の仕事をしている人なら分かるでしょうが、この業界、御多分に漏れずコロナの影響を受けています。

 私のお客様で見ると、扱うものによって前年比10%~80%のダウン。特にダウン率が高い所は海外メインで尚且つ工作機械や自動化設備を扱うところです。私の会社は国内比率75%前後(日本のお客様に納入して、機械組み込み後に海外へ輸出されるものを海外に含めると結局国内比率は55~65%くらいまで落ちますが)なのでそういう意味ではまだましですが、海外は今の所65%ダウンです。ほんと泣けてくる。
 そんな中、ただ寝ながら我慢するわけにいかないのが営業。が、海外にはそもそも渡航できない。そういった状況で各国どうやってるのか、私は何をしているのかを説明します。何かの役に立てればというのと、面白い事やってる人いないかな?という問いかけも込めて…。

主要取引国の状況
①中国

 正直言って最初に見積りが止まったのは勿論ここ。春節があるので1月後半で見積りが止まるのは例年の事ですが、今年はそれを境に3月後半までゼロという初めての経験。が、このあと中国では一段落した空気感となり4月頭位から急にまず受注が入ってきました。それと同時に見積りも。ただ、そのまま盛り上がるのかと思いきや、見積もり量も受注量も煮え切らない状態。

②韓国

 元々販売量が多かったのですが、韓国の設備に組み込まれてさらに輸出されるパターンが多かったので激減。多少受注は戻ってきているもののやはり低水位。

③フィリピン
 ここ数年の新規開拓ターゲットにして海外売上としてはゼロから4年で3位まで上げたのに…ロックダウンのあおりをもろに受け、まさかの2月以降受注ゼロ。今もゼロ継続どころか見積もりもゼロ。

④タイ
 いったんゼロ近くになった後半分くらい回復。が、最近導入予定のものの見送りが相次いでいてへこみ中。見積依頼は多少あり。

⑤アメリカ
 意外なことにというか、国の政策だからか…減ってません。新規設備は少ないかもしれないけど、なぜか受注が減らないアメリカに首をかしげます。うちは助かるんだけど。

 他にもメキシコ・インドネシア・シンガポール・マレーシア・台湾・ベトナムと取引が少ないながら継続している国・地域がありますが、どこも似たような感じであまりよくないです(ベトナムはうごきだしそうですが)。
 こんな中、やはり何とかしなければいけない。という事で、色々知恵を絞ってます。

 次回は私がやってることについてご紹介します。


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