2020年7月7日火曜日

ベトナムの出張は北か南かを・・・

 こんにちは。テリーマンです。
 なかなか海外出張もできず、どうやって行ってたのかだんだん忘れつつあります。てなわけで、ある意味このブログが備忘録だったりもしてます。また出張できる様になったとしても、果たして同じ便があるのか?これは出張族だけじゃなく、旅人みんなが気になってることじゃないかな。
 特に地方から海外に出る人には切実だったりするわけで…。
 ということで、今日はベトナムについて。

 福岡空港からはベトナム航空でハノイとホーチミンに行けます。ただ、仕事のスケジュールで考えると、運行日数の少ないハノイ便はちょっと組みにくいんですよね。さらに縦長の国だから、両方っていうのも意外と組みにくい。たまに2国とか3国またがっての出張があるんですが、ハノイとホーチミンだと2国動くのに近い労力が何となくいるんですよね。なので、なぜか1回の出張で両方はまだ行ってないんです。

 そんなベトナム。今や日系企業の進出数が2000社に到達するのも時間の問題という進出ブームの国の一つ。私もいろんな国に行ってますが、特に工業に関しては、中国一辺倒からここ数年でカントリーリスク分散型の企業群が目立ち始め、その行先で本当にあちこちで聞くようになったのがこのベトナムです(次にフィリピン。インドネシア、タイも聞くけど以前よりは減った印象)。ベトナム語を話し、通貨のドンは桁が多い。そして社会主義国。で、ホンダのカブが株なみに重要。これが行く前の私のイメージ。15年前に製品入れていた時のイメージが強かった。その時から、「次に来る国」と言われ続け、最近ようやく本当にキター!といっていい状況になってきたと思います。

 ホンダ、トヨタの自動車関係を筆頭に、日本電産、パナソニック、LIXIL、SMCなど、日本の名だたる企業が進出しているためその関連企業の工場も多数進出してます。
 また、設備関係をやっているところのあるあるですが、こういう状況になると現地のローカル企業が設備を作り始めます。その中から、日系企業出身のベトナム人がクオリティの高い設備製作を作りはじめ、一気に大きくなり、そこからドロップアウトした設計等のスタッフがまた企業を立ち上げたり、覇権争いで分裂して消えたり縮小したりを繰り返しながら淘汰されるということが起こります。
 実際、私がお付き合いしているローカルの設備メーカもハノイとホーチミンそれぞれ1社ずつありますが、ハノイはすでに分裂の段階に。ホーチミンはこれからか?といった印象です。
 ここしばらくはうちの関連業種での設備需要で言ったらホーチミンが重要です。という矢先にこの状況。早くまた動けるように、切に願うばかりです。



 皆さんもベトナムにはぜひ注目してみてください。言葉の問題はあれど、治安的な部分や食事に関しては比較的日本人にとって問題が少ない国だと思います。



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